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2016/10/01 16:17
khp店長の齊藤です。
情けは人のためならず。
人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。
情けと聞くと人それぞれ、捉え方が違うかと思います。
辞書では人間味のある心。他人をいたわる心。人情。情愛。思いやり。
の意味となります。
私の感じる〝情け〟はこの人間味のある心。にあります。
このサイトを始めた理由の一つでもあります。
2011年に起きた東日本大震災。
生まれ故郷に起きた、福島第一原子力発電所事故。
私も含め、多くの方々が混乱と困難のかなにあるかな私にできることは何かないのか。
手探りで続けていたボランティア。
ボランティアを始めてから3年目たった頃、大きな気づきが訪れました。
私にもたらされた気づきは。
見失っていた、無下にしていた、人間味ある心でした。
私はそれまで、仕事仕事で、家族も後回し、自分の健康も後回し、友人との他愛もないかけがえのない時間も後回し、、、、そのような生活でした。
しかし、そんな私を支えてくれていたのは
家族、友人、知人、同僚の多く、私をいたわり、理解し、思いやってくれていたこと。
まさしく〝情け〟、私が無下にしてきてしまった人間味のある心が、
支えてくれていたことをありありと見たのです。
ボランティアや寄付は余裕がある人がすること。
そう思われる方も多いかと思います。
しかし、私が経験したものはまったく逆からのもでした。
何か、私にもできないのか、、、突き上げられるように始めたボランティア。
その結果、多くの私へ愛ある〝情け〟をかけてくれている人たちとの交流により
私に与えられたのは、心への余裕でした。
時を待つようになりました。
よく、観るようになりました。
よく、聞くようになりました。
呼吸が深くなりました。
継続力を知りました。
自分自身の命へも慈愛の念を持つようになりました。
ボランティアを始める前からヨガに出会えていたこともこの変容を確かなものに
してくれたのだと感じています。
私の大変お世話になっている方が変容についてこう書いています。
http://ameblo.jp/ayasofya-izumi/
「変容」とは、
「変わる」ことではなく、
ただただ、
「本当じゃないもの」が剥がれて行くことなのかもしれない。
それらの経験を通し、私にはボランティアやチャリティーといった活動が
私自身にとても多くの、他の活動では得難い裕福を見続ける機会だと確信し
このサイトをオープンしました。
余裕があるからするのでもなく、
誰かのためにでもなく、
自分のためでもなく、
命が大切なように、ボランティアやチャリティー活動を大切なことだと感じています。
そして、結果、サイトを利用してくださった方々、サイト運営に協力してれている人たち、
みんなに何らかの豊かさが循環すると信じています。
https://khp.official.ec/